FUJISAKI online

福島県会津市
新田商店
製造者 新田俊さん

伝統と革新の融合を目指して。
こだわりの詰まった納豆づくり。
失敗からはじまった100年の歴史
新田商店は大正12年に創業、2023年4月で創業100周年を迎えました。初代店主“新田佐一”は好奇心旺盛でチャレンジ好き。あるとき味噌を作った樽に目をつけ納豆を仕込んだものの、塩分で発酵が進まず失敗。試行錯誤を続け完成したのが現在に受け継がれる新田商店の顔、赤松の経木で包んだ高田納豆でした。先代である父から4代目として、現代表の“新田俊”が事業を継承。事業拡大に向け法人化や新商品の開発など大きく舵を切りました。
これまでの100年で培った先代からの「製造技術」と「地元への愛」。「納豆といえば福島・会津」という新たな100年に向け、納豆のさまざまな可能性を切り開くための挑戦は続きます。
こだわりつくした自慢の納豆
新田商店の納豆はこだわりの詰まった自信作。おいしさの秘密をお教えします。
①契約栽培で育まれた北海道産大豆
使用している大豆は主に、日本最大級の収穫量を誇る北海道帯広市音更町で栽培されたもの。「品種が同じでも、産地で差がつく。」良質なものにこだわった一級品の大豆です。大豆の品質を保つため、選別工場や保管庫といった設備が充実しており、年間を通しておいしい大豆を使用できます。
②宮城野納豆菌
国内三大納豆菌種の1つ「宮城野納豆菌」を使用しています。業界でも人気を誇るこの納豆菌は、大豆の味わいを活かした新田商店の納豆造りと相性が抜群です。
③豆のうまさは水次第
納豆の原材料は、豆、水、菌の3つだけ。シンプルな原材料が故に、水選びが味を大きく左右します。豆の旨味や甘みが引き立ち、雑味のない味わいに仕上げる浄水器の水を使用しております。
100年目の挑戦
~会津産有機大豆を使ったJAS認証の有機納豆~
日本だけでなく今や世界的に広まりを見せる「オーガニック」や「グルテンフリー」などの健康・美容志向。特にオーガニック(有機)商品は健康や美容意識の高い消費者にとっては、非常にニーズの高い商品カテゴリーとなっています。そんなオーガニック(有機)大豆を使用し、有機納豆の製造に力を入れています。もともと健康食品として日本人になじみがある納豆ですが、オーガニックという付加価値をつけ、トレンドにも対応した商品づくりを行い、伝統と革新の融合に取り組みます。
※JAS(Japanese Agricultural Standards):日本農林規格。化学的に作られた肥料や農薬を使わない農産物や加工品、有機農産物と同じように作ったエサを食べさせて、自由に育った家畜の卵や乳、肉などにつけられるマークです。

新田商店

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